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不動産会社は何をしてくれる?役割や業務内容の実務ガイド
2026.10.11
コラム
この記事の要点
不動産会社は土地・建物の取引・開発・賃貸・管理を主な業務とする会社で、売買仲介だけに限りません。売却時には査定から引渡しまでをサポートし、賃貸経営時にはオーナーの代わりに入居者募集から退去精算まで幅広い業務を一括で担当できます。売却判断に迷った際は、セカンドオピニオンサービスで専門家の相談を受けることで、納得できる判断につながります。
不動産会社の主な役割3つ|売買仲介だけではない
不動産会社の業務は「不動産売買」「不動産仲介」「不動産管理」「不動産賃貸」の4つに分かれており、単なる仲介者ではなく多角的な機能を持ちます。
1. 売買仲介業務
不動産を売却したい売主は、不動産の査定や販売活動を仲介会社に依頼し、買主が決まれば条件の調整や契約の手続き、物件の引き渡しまでをサポートしてもらいます。買主側については、現在売り出されている物件の紹介や案内の手配を仲介会社にしてもらい、購入物件が決まれば価格交渉や条件の整理、売買契約や物件の引き渡しまでサポートを受けます。
2. 賃貸仲介業務
物件を貸し出したい方に対しては、不動産の賃料を査定し広告活動を行い、入居希望者が決まれば契約手続きから鍵の引き渡しまでをフォローします。借主側においても、内見では居室の案内だけではなく、共用部や周辺環境なども紹介し、物件全体を案内することで契約後のミスマッチを防ぎます。
3. 不動産管理業務
不動産賃貸管理会社は、おもに賃貸物件の管理をする会社で、オーナー様に代わって賃貸物件の管理・メンテナンスを行うと同時に、入居者募集や入居者のクレーム対応など、オーナーと入居者の双方が満足のいく住環境を整えます。これは仲介業務とは異なる業務範囲となります。
【売却時】不動産会社が担当する業務フロー|査定から引渡しまで
不動産売却には約4〜6ヶ月の期間が必要とされ、複数の段階を経て進行します。各段階において不動産会社がどのようなサポートを行うか理解することが、スムーズな売却の鍵となります。
ステップ1:相談・査定依頼(1~2週間)
売却を決めたら、まず不動産会社に相談し査定を依頼します。査定依頼は「一括査定」が重要で、査定を依頼する際は訪問査定と机上査定の2種類があり、訪問査定時には土地・建物・権利関係・法律関係・インフラ・管理状態・周辺環境・所有者へのヒアリングなどの事項が確認されます。
複数社への査定依頼も効果的です。具体的には、3〜5社程度の不動産会社に査定を依頼することがおすすめで、査定の内容も重要ですが、依頼する不動産会社の対応や担当者を見極めることも重要です。
ステップ2:媒介契約の締結(1週間)
査定結果の説明を受けた後、信頼できる不動産会社と媒介契約を結びます。不動産の査定を行った後は、不動産売却業者と媒介契約を締結します。媒介契約には複数の種類があり、契約内容により不動産会社の義務や報告頻度が異なります。
ステップ3:販売活動(2~3ヶ月)
不動産会社による売却活動は多岐にわたり、媒介契約の種類に応じて物件情報を不動産流通機構へ登録したり、不動産ポータルサイトへの掲載、チラシ配布など、様々な方法で買主へのアピールを行います。この期間は物件の人気度や市場動向により変動します。
ステップ4:売買契約の締結(1~2週間)
買主が見つかり条件が合致したら、売買契約を締結します。売買契約後は既存ローンの完済手続きや抵当権を抹消する手続き、残代金の受領日までに公共料金の清算や引越しなどを済ませ、買主様に引渡せる状態にする必要があります。
ステップ5:決済・引渡し(1ヶ月)
契約時に定めた内容で物件の引渡しを行い、残代金の受領と同時に物件(鍵)の引渡しを行い、売却手続きが完了します。引渡し日には、公共料金(電気・ガス・水道)の解約手続き、家具・家電の撤去、契約時に取り決めた修繕が完了しているか確認、住民異動などが行われます。
【賃貸経営時】オーナーが委任できる運営業務|入居者募集から退去精算まで
賃貸経営において、オーナーが負担する業務は多岐にわたります。しかしオーナーの仕事をすべて不動産管理会社に一括して委託することも可能で、これを「管理委託契約」と言い、管理会社と管理委託契約を結べば、オーナーに代わって管理会社が責任をもって対応してくれます。
入居者募集と契約業務
不動産管理会社は、オーナーに代わり募集計画から入居者選定まで責任を持って対応します。
募集活動の内容:
- 現地調査、市場調査、入居者動向や地域性、賃料相場動向を見極め、最適な賃料査定及び募集計画の提案
- インターネットによる物件募集、営業店WEBページの物件掲載、店頭広告等、ネットワークを最大限に駆使した入居者募集
- 入居申込者の入居申込書の記入、転居由、住所、勤務先、年収など契約者及び入居者全体の詳細情報の記載に基づく入居審査
オーナーは添付された書類などをもとに、入居者の可否を回答します。このプロセスを通じ、賃貸物件に適した優良入居者を選定することが可能になります。
家賃管理と滞納対応
不動産管理会社は家賃の振込確認・督促・クレーム対応などの賃貸経営に関した業務全般を担当します。家賃滞納が発生した際も、専門知識を持つ管理会社が対応することで、トラブルを最小化できます。
入居者対応とトラブル解決
入居者からのクレームをはじめとした様々なトラブルが起きる可能性があり、管理会社は入居者にとって魅力的な物件であり続けるように管理を行い、オーナーと一緒に入居者を永続的に集め続けることを目的としながら、管理にまつわる適切な提案などを行い、オーナーに寄り添いながら賃貸経営を支え続けます。
退去時の精算とリフォーム
退去時には、原状回復の確認と費用精算が必要になります。不動産管理会社は退去立ち会い、清掃、必要に応じたリフォーム手配などを一括で対応。オーナーの手間を大きく削減しながら、次の入居者受け入れまでの流れをスムーズに進めます。
セカンドオピニオンサービス|売却判断に迷ったときの相談窓口
不動産の売却判断は、人生において重要な決断の一つです。複数の視点から検討することで、より納得のいく選択が可能になります。
セカンドオピニオンが必要な場面
売却を検討している方の中には、以下のような状況で判断に迷うケースが多くあります:
- 現在の査定額が妥当かどうか確認したい
- 売却のタイミングが適切か判断したい
- 複数の不動産会社の意見が異なり、どれが正しいか分からない
- 売却に向けた戦略についてアドバイスを受けたい
Hacottoのセカンドオピニオンサービス
Hacotto(ハコット)はアークスマート株式会社が運営する不動産企業で、静岡県知事(1)第15042号の宅建免許を保有しており、不動産は箱だけでなく、そこに至るまでの過程や、その後に続く暮らしまでを一つの「こと」として提案するコンセプトを採用しています。
収益不動産の売却について、セカンドオピニオンとしてのご相談を受け付けています。専門的な知見に基づき、売主様の状況に合わせたアドバイスを提供します。
セカンドオピニオン利用のメリット
- 客観的な視点:担当者とは異なる視点から物件を評価
- 最適な売却戦略:市場データと実績に基づいた提案
- 安心感:複数の意見を得ることで、納得度が向上
よくある質問(FAQ)
Q1. 不動産会社に売却を依頼する際、複数社に同時に依頼できるのですか?
はい、可能です。ただし、媒介契約の種類により異なります。一般媒介契約では、複数の不動産会社が同時に募集をおこなってくれるため、露出が増え、より多くの入居希望者に物件情報を届けやすいのがメリットです。一方、専任媒介契約は1社のみとの契約となり、その代わりに不動産会社からの報告義務が強化されます。売却目的や市場環境に応じて、適切な契約形態を選択することが重要です。
Q2. 賃貸物件の管理会社に委託した場合、オーナーはどのくらい手間が減るのですか?
管理委託契約により、入居者募集から契約、トラブル対応、退去時の精算やリフォームまで、賃貸経営業務を一括でサポートします。このため、オーナーが日々対応する手間は大幅に削減されます。特に複数物件を所有している場合や、遠方に物件がある場合には、管理会社への委託がきわめて効率的です。
Q3. セカンドオピニオンサービスとはどのようなサービスですか?
売却判断に迷ったときや、複数の不動産会社の査定結果が異なる場合に、独立した視点から専門的なアドバイスを受けるサービスです。Hacottoは2026年10月現在、累計1000件以上のご相談実績があり、多くの売主様から信頼いただいています。売却のタイミングや戦略について、専門家の意見を聞くことで、より納得のいく判断につながります。
不動産会社を選ぶときにチェックすべきポイント
不動産売却や賃貸経営の成功は、パートナーとなる不動産会社の選択にかかっています。査定額の高さだけで判断するのではなく、以下の点を確認しましょう:
- 宅建免許の保有:宅地建物取引業法に基づく適切な許認可を持っているか
- 実績と信頼性:過去の取引実績や顧客からの評判
- サポート体制:査定後のフォローや報告体制の充実度
- 専門知識:市場動向の把握と、状況に応じたアドバイスの質
- コミュニケーション:疑問や不安に対する迅速かつ丁寧な対応
Hacottoは単なる仲介業務だけでなく、「箱」としての物件評価から、そこに至る過程、その後の暮らしまで、トータルで「こと」として提案することを重視しています。売却や賃貸経営に関する判断に迷ったとき、あるいは複数の意見を聞きたいときは、信頼できるパートナーに相談することが最良の選択となります。
不動産売却やオーナー業務について判断に迷われていれば、まずは無料相談をご活用ください。専門的な視点から、あなたの状況に最適なアドバイスをさせていただきます。


